栗を収穫する機械を開発 生産拡大に活用を

by solaco.com.vn

栗を使った菓子が名物で栗の生産拡大が求められる岐阜県東濃地方で活用してもらおうと、岐阜県中山間農業研究所などが生産者が栗を手で拾い集めなくても収穫できる機械を新たに開発しました。

栗の収穫機は岐阜県中山間農業研究所が福岡県の農業機械メーカーや栗の収穫量が全国で最も多い茨城県と共同で開発しました。
収穫機はエンジンの力でゆっくり畑を走行しながら、地面に落ちている栗をブラシでかき込んで、かごに入れていく仕組みで、生産者が後ろに立ってハンドルなどを操作します。
収穫機はいが栗の場合は9割、いがのない実は7割ほどが収穫可能で、手で拾い集めるのに比べ作業の時間を3分の1に短くできるということです。
研究所によりますと岐阜県東濃地方は「栗きんとん」などが名物で栗の需要は大きく、生産拡大が求められる一方、生産者の高齢化や担い手不足が進んでいるため負担軽減が求められているということです。
県中山間農業研究所の荒河匠さんは「耕作放棄地を増やさないよう若い人や次の世代にも使ってもらって少ない人数でも、栗の産地が守られていくことを期待しています」と話していました。

source :https://www3.nhk.or.jp/

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